☆がんばれドワっ娘奮闘記
■ 番外編 ◆ ヱデンの事
2005年3月12日 インナドリル城防衛の日
攻城戦の始まる1時間半前、私は城門の前で門番をしていた。
城門の開け閉めだけではなかった。
一緒に防衛する連合の人達をできるだけ気持ちよく迎え入れてあげたいためだ。
そんな時、盟主ヱデンがふらっと隣に座った。

黙って夕日を眺めているこのほのぼのとした時間はなんとなく落ち着いた。
隣のヱデンからwisがきた。
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実感がこもっていた。
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彼はとっても優しくておっちょこちょいである。
彼がLoginしている時間は、たとえ露天で放置していてもなんとなく安心感がある。
彼は私の事を姫と呼ぶ。
Linageでは私が盟主をしていた血盟に彼が所属していたからだ。
その為か自分に迷いがでた時にはたまにwisがくる。
いや迷った時ではない、きっと自分の中では答えがでているのだが踏み切れないときなのだろう。
去年こんなことがあった。
亀軍がまだ戦争を始めていない頃、大手戦争血盟から同盟の誘いがあった。
いろんな意見を聞いて回ったようであったが皆それぞれに意見があって悩んでいたようだ。
私にwisをくれた彼は周りを取り巻く現在の勢力を細かく説明してくれた。
大手について城を目指すのか、今は無理だけど独自勢力として新たに立ち上げるのか
彼は私に意見を求めた。
私の中では話を聞いて答えはすぐに決まった。
Linageの私の血盟がそうだったからだ。
独自勢力、そして第三勢力として連合を組んで城を目指し少数精鋭で勝ち取っていった城
いつのまにか連合で4城制覇までいった。
苦しかったが、そのプロセスが醍醐味だった。
しかし私は気持ちを抑えて彼に言った。
「私はLineageUを楽しみたい 戦争を楽しみたい それだけです。」
決めるのは彼だ。
しばらくの沈黙の後 彼は「ありがとう」と言った。
彼はどう思ったのかは知る由も無い。
しかし、その日のうちに大手戦争血盟の誘いに断りを入れ、次の日には血盟BBSに今後の方針を書き残した。
そして数ヵ月後、同盟を組み、同じ志しで城を目指す第三勢力といわれる同盟と連合を組み
連合のおかげでたなぼたではあるが現在に至る。
想い描いていた姿がそこにあった。 まだはじまりではあるけれど。
LineageUの城主の仕事はLineageの城主の仕事より遥かに大変そうである。
まず防衛に掛かる費用が半端ではない、それを荘園システムを使って生み出さなくてはいけない。
毎日行われる荘園の種の販売から他城を睨んでの買取値段の設定。
防衛費の捻出。 連合としての城の維持。
特に単一血盟、単一同盟ではなく複数の同盟が集まった連合での意見調整。 数日ごとに行われる連合会議。
二週間に一度の防衛の準備、作戦、雇兵の配置。 様々な外交。
自分の時間なんてほとんどないはずだ。
そんな仕事をこなす彼は尊敬に値する。
2001年9月1日 LineageT 初代盟主かめきち によって設立された 亀軍
2004年2月 LineageU 5代目盟主親父Mが設立した 新生亀軍
2004年7月 6代目盟主として受け継いだ ヱデン
8ヵ月を経過していい雰囲気である。
私はそんな亀軍が大好き。 そして所属していることに幸せを感じはじめている。
どんどん移り変わっていくこの世界、LineageUがそして亀軍がいつまであるのかは誰もわからない。
しかし血盟が、同盟が戦争が、その場その場をいっそう楽しくしてくれるのは間違い無い。
同じ時間を過ごすのなら小さな私ではあるけれど周りが楽しくなるような存在でありたい。
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